かんばんは、浩二です。
県内でも高名な建築家である福村俊治さんの建築を、本人と一緒に探訪させていただきました。
沖縄市にあるイエス之御霊教会です。
礼拝堂から中央のピロティを眺めると、奥の螺旋階段から何か水槽のような箱が見えます。
まるで、潜水から浮上するような印象と言いますか、
随所にこだわりや遊び心、オマージュ(中央の空間はおそらくカーンのソーク研究所)なども見え、本当に好きが伝わる建築でした。
そして、こちら胡屋バプテスト教会。
写真は吹き抜けの空間、手擦りや通路の感じ、
そして集合屋根はおそらく原広司の影響が大きいように感じました。
そういったDNAを引継ぎつつ、本人の楽しむ心が随所にあるのは
福村さんらしさが伝わります。
こういった素晴らしい建築家から直接印象を与えていただけるのは大変貴重で、
福村さん自身もあまり多くは語りませんでしたが、時間の共有いただけて十分な体験でした。
この時のサイン工事はエーツーサインではありませんでしたが、
機会あればご一緒出来れば幸いです。