選択理論心理学

かんばんは、浩二です。

弊社では、選択理論心理学を共通言語として活用し、
社員同士の対話を行っています。
しかし、この図の理解度には個々のバラつきがありますので、
これを“知った”からと言って、全てがいきなり解決するわけではありません。

チャートにあるように、「苦痛な知覚」を感じた時に「整理された」状態に失敗すると、
何度も苦痛感情を浴びてしまい、苦痛から逃れる選択を取ってしまいます。

この状態を避けるためには、
情報を整理して⇒フィルターを組み替える必要があります。

このフィルターをいきなり完全に交換することを、世間では「洗脳(brainwash)」と呼び、
あまり良いイメージはありませんが、
本人の意思によって、長い時間をかけて努力し、少しずつ自分自身の能力を高め
心の成長を目指すことを「自己啓発」と呼びます。

おそらく社会に出て、ありのまま(欲求に素直で我儘)で何の問題もなく、
何の悩みも無く生きていますよと言う人は、皆無だと思います。

誰もが、身体的、心理的に発する欲求からのシグナルに不快を感じ、
そこから逃れようと、コントロール出来ない行動をとってしまう経験をしていく事だと思います。

私もそうです。

なので、まずはこの図の理解に努め、
その対応策は各々で導いていくしかないと感じています。
なぜ各々かというと、その人の遺伝子的要因と環境要因が全く違うので、
とるべき対応策が各々で変わってくるからです。
よって、人から正解を教えてもらうのではなく、
自分自身で発見(気付いていく)していくしかないわけです。

最近の私の気付きとしては、やはり「余白」は必要だと感じました。
「余白」は『中立』とか『中庸』と解釈しても良いかと思います。
もっと言うと、判断し過ぎないという事も時に重要なのかなという事です。