飽きる性質

かんばんは、浩二です。

今日はちょっと個人的な話を交えて、「飽きる」という現象について綴ってみたいと思います。


■ 人はなぜ飽きるのか?

「飽きる」という感覚、誰しも一度は経験があると思います。
新しい趣味に飛びついたものの、いつの間にか触らなくなっていたり。
大好きだった音楽や食べ物も、なぜかしばらく距離を置きたくなったり。
これは決して悪いことではなく、「慣れ」による脳の適応反応であり、人間のごく自然な心理反応です。


■ 飽きやすい人=ドーパミン型?

私自身を振り返ると、「常に新しいことをしていたい」「未知のことにワクワクする」そんな傾向があります。
これは脳内で“ドーパミン”が強く関わっているタイプの思考らしく、
新鮮さ・変化・刺激に価値を感じる「ドーパミン駆動型」の人間と言われています。
このタイプの人間は、「現状維持=退屈」と感じやすく、日常の中でも新しい視点や挑戦を探しがちです。


■ 飽きることの裏にある「進化」のヒント

飽きるというのは、単なる“気まぐれ”や“根気の無さ”ではなく、
次のステージへの違和感であり、前向きなシグナルでもあります。

「もう満足した」
「このやり方では限界がある」
「違う角度から試してみたい」

そんな“内なる声”が、「飽き」という感情に姿を変えて現れることも多いのではないでしょうか。


■ 看板業という仕事にも、飽きずに向き合うために

看板の仕事は、表面的には同じような工程の繰り返しに見えるかもしれません。
しかし、その奥には「依頼主の思いを形にする」「街の景観に一滴の色を加える」
という、毎回異なる“物語”があります。

私はその物語に出会うたびに、初心に戻り、毎回新しい挑戦として向き合うようにしています。
「飽き」を感じる暇もないほどに、日々が刺激に満ちているのです。


■ 飽き性は短所ではない。むしろ武器になる。

もちろん、飽きやすさが裏目に出ることもあります。
でもそれは、自分の性質を理解し、使いこなせば強みに変えられる。

「いつまでも同じ場所に留まらない」
「飽きたら、進化のチャンスと捉える」
そう思えるようになってから、私は仕事でも趣味でも前向きに動けるようになりました。


■ 終わりに

「飽きる」という感情は、人間の本能のひとつ。
それを否定するのではなく、受け入れながら次のステージを見つける。
そういう柔軟な姿勢こそ、変化の激しい今の時代に必要な「生き方」なのかもしれません。

今日も新しい挑戦を探しに、ひとつ前へ進んでみたいと思います。
それではまた。

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