明日を生きるために

かんばんは、浩二です。

日々、看板の提案や景観の議論に関わっていると、どうしても「理想」と「現実」のギャップに直面します。
条例の枠組み、行政の限界、そしてお客様の要望。
その狭間で「どう折り合いをつけるか?」という問いは、看板業に携わる以上、避けて通れません。

一方で、趣味の世界では全く別の風景が広がります。
仲間と交流し、物語へと世界を広げていく。
こちらは制約が少ない分、純粋に楽しむことができ、ある意味で心の灯火になっています。

思うのは、現実に正面から向き合うことと、遊び心を忘れないことは、実は同じ根っこから生まれているということです。
現実に耐えうる看板を作るには、細かい規格や法の理解が欠かせません。
そして、遊び心あふれるシールの世界は、制約を超える発想力が求められます。

「理」と「情」、「現実」と「夢」。
その両方を抱えながら進んでいくことが、私にとっての生き方であり、仕事のあり方でもあります。

最後に、最近心に響いた言葉を添えます。
「現実から目をそらす者は、未来からも目をそらす。」
(出典:アルベール・カミュ)

今日も現実を直視しつつ、少しの遊び心を持って歩んでいきたいと思います。

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