かんばんは、浩二です。
先日、趣味の活動として 自作シールの大型イベントに初参加 する機会がありました。
たくさんの来場者が集まり、ものづくりの熱気に満ちた現場は非常に刺激的で、楽しく学びの多い一日となりました。
一方で、イベントに出ることで、日常の業務にも通じる重要な気付きがありました。
それが 「タスクが雪だるま式に増える構造」 と、
「キャパ管理の大切さ」 です。
■ イベント準備は“見えないタスク”がとても多い
イベントへの出店には、
事前の準備
郵送・梱包
当日の設営
撤収・荷物の返送
各種やり取りや連絡
交流会・打ち上げなどのコミュニケーション
といった、大小さまざまな工程が必要です。
しかし、本当に負担になるのは 表に見える作業よりも「裏のタスク」 でした。
気遣い
判断
優先順位づけ
丁寧な対応
調整や段取りの思考
こうした“気を使う作業”が積み重なり、
気付くとキャパに近い状態になっている――そんな体験をしました。
■ 善意であってもタスクは増える
イベントでは、多くの方が善意でさまざまな提案をくださいます。
「これ持っていくと喜ばれるよ」
「これお願いできない?」
どれもありがたいお気持ちなのですが、
受け止めようとすると、
対応を考える
調整する
お礼を伝える
といった“見えないタスク”が増え、処理能力を圧迫していきます。
人気商売の側面もあるため、
つい“いい顔”をしようとしてしまい、
依頼を受けすぎてしまう——そんな構造がよく分かりました。
これは、イベントに限らず、日常の仕事でも起こる非常に典型的な現象です。
■ キャパを守るために必要な3つの技術
今回の体験を通して、
仕事にも応用できる「キャパ管理の3つのコツ」が見えてきました。
① すべてを引き受けなくていい、と自分に許可を出す
責任感が強いほど、依頼=義務と感じてしまいがちです。
しかし実際には、
“依頼は選んで良い” という前提に立つことで心の余裕が生まれます。
② 小さく断る技術を身につける
断る=関係が悪くなる、ではありません。
「お気持ちは嬉しいのですが、今は手がいっぱいで…」
「今回は難しいですが、応援しています!」
このような“柔らかい断り方”を身につけると、
キャパオーバーを未然に防げます。
③ タスクを「見える化」する
頭の中で抱えるほど、タスクは重く感じます。
書き出すことで、
何を優先するべきか
何を断るべきか
が一気にクリアになり、負担が大きく減ります。
■ まとめ:キャパ管理は仕事の質を守る技術
自作シールイベントの出店は、
ものづくりの楽しさと同時に、
「タスクは善意によっても増える」
「キャパ管理は自分を守る盾になる」
という深い学びを与えてくれました。
これは看板業でも同じで、
タスクを正しく整理し、
時には断る選択をすることで、
結果的に仕事の質と継続力が高まります。
今回の経験を、今後の業務改善にも活かしていきたいと思います。
沖縄で看板制作にお困りのかたは、エーツーサインまでお声掛けください。
