こんばんは、みきです(*^^*)
友人宅へお邪魔したところ、不思議なものを発見しました。
「完全食」だそうです。
中身はプロテインのような粉末が入っていて、プロテインのように水と一緒にしゃばしゃばして飲むらしいです。
完全食……名前の響きを聞く感じ、ちょっとSF感がある気がしたりしなかったり。
「完全」と言うだけあって、「1食を置き換える」事で栄養バランスを補えるシロモノらしいです。
コンセプトとしては「片手間に摂取できる完全栄養食」といった感じらしく、忙しい中でもしっかり栄養を取れたり、ダイエットで1食分抜くよりも健康に配慮できたりとするんだそうです。
「完全」と言われると、どうにも胡散臭く感じてしまう性分なのですが、同じぐらいの好奇心も湧いてしまうところもあったりして、物は試しにと1回分を分けてもらって飲んでみることにしました。
水で溶いた雰囲気は豆乳のような感じで、1回分はだいたい400mlほど。匂いは特になく、飲んでみるとほんのり甘いような、無味とも言えるようなもので、不味くはないけれども旨くもない、無難な味といったところでした。
後から聞いたんですが、そのまま飲むより粉末のスムージーや粉末スープと一緒に溶かして飲むのがオススメらしく、確かにそういった「他の何か」と混ぜても邪魔をしなさそうな味と考えると、素朴でいい塩梅の味だなと思えました。
そしてそして、味よりも個人的に気になったのは「満腹度」。400ml程度の水分を摂取するだけで満たされて、次の食事の時間まで空腹にならないのか?
結論としては、大丈夫でした。
普通に食事をした時のような満腹感は無いのですが、「何かを食べたい」という気持ちになる事がないという状態が続く、と言ったほうがしっくりくるかもしれません。
好奇心で1回しか試してないのですが、すごく近未来的な体験をした心地になりました(´∀`*)
「お腹が膨れる」ではなく「脳が栄養を感じ取って満たされた」感覚が味わえて少し楽しかったです。
ただ、征く征くこういった食事がスタンダードとなったとしたら、顎やら歯が退化したり、食事という場のコミュニケーションが消える、或いはそれとは別の物が生まれたりと、良いのか悪いのかは別として、生き物としての効率化が進みそうだなと思いました。
もしかすると、今でいう「食事」が「娯楽」となる世界になるのでは、なんて未来を妄想すると面白いですね。
毎食飲み物で過ごせるのかと考えたら、まあ、私は無理だな、お米食べたいな、となってしまうのですが(-ω-`)
でも、片手間で食事をしたい時にはお手軽でいいですよね……作るのに電気・ガスなどは必要なく、コップ1杯で済むので洗い物も無く、作る手間も水で溶かすだけ。もしや、悪くないのでは……?
1ヶ月後とかに「完全食最高!」なんて事を言っていたら、笑ってやってください(^ω^)
ではでは(*^ー^)ノ