価値の色々

こんばんは、みきです(*^^*)

先日、もしかすると人生で初めてかもしれない「絵本の購入」をしました。

店内に平積みされていた本で、全国の書店員や司書が「おススメしたい本」として紹介されていました。
絵本というジャンルではありますが、子ども向けというよりは「おとなのための絵本」だそうです。

タイトルの通り、大きなパンダと小さなドラゴンが色々なところを旅しながら仲良くほんわかな会話の中に時折考えさせられることを言うような、そんな絵本でした。
作者は仏教哲学にインスパイアされたイギリスの方だそうです。
ドラゴンが東洋風の龍の見た目をしていたり、絵柄が水墨画風だったのはそういったところも影響しているのでしょうか?

たまにネガティブなことを呟くドラゴンに、マイペースなパンダが前向きな言葉に変換してくれるやり取りが印象的な物語でした。

内容はもちろんですが、こちらの本を買って衝撃的だったのは値段でした。
約150ページにも及ぶ「絵が描かれた本」がハードカバーで1800円。
絵本って、こんなに安いんですね…
150ページ分の絵を描き、物語を紡ぎ、作者の意図を汲み取って訳された本と考えると「こんなに安く手に入れられていいんですか!?」という気持ちになりますし、何より出会えて良かったと感じられたことが値段には代えられない価値になる素敵な絵本でした。

物語だけでなく、ずんぐりむっくりなパンダとひょろっとしたドラゴンの絵もまた可愛いので、書店で見かけたらぜひ購入してみてください。おススメです!

ではでは(*^ー^)ノ