かんばんは、屋外広告士「山藤浩二」です。
11/15(金)、看板業界の九州各県代表者と国土交通省の担当官が一堂に会する「九州地区官民連繋会議」に参加いたしました。
個人的に感じた大きな流れとして、
国は、屋外広告物法の目的である
①良好な景観の形成
②公衆に対する危害の防止
の2点を達成するため、広告物の活用事例と、安全点検の普及を推進する内容の講演をされていました。
ここで注意点として、国はあくまで大まかな法体制や、業界の要望、現実的な課題を受けての対策としてのとりまとめなため、実務的な事は地方自治それぞれが考えて動かなければならないという点です。
国の要請を受け、
各県は各市町村に権限移譲を進め、
各市町村は独自に条例を制定するという
ある意味委ねていく流れになっています。
各市町村の屋外広告物担当者は、各地域の組合や、広告士会と連携し、施策を進めていく流れになるかと思いますので、
関係する全員が各々の役割を理解、認識し、決して流れを止めないよう、皆が意識しあって声掛けしていきましょう。
以上、現場からの報告でした。